| きゅうりをこすると出てくるものは何? |
| 【読者投稿】2003年3月28日 |
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| ●みんなの回答予想 |
【ボスさん】
こすることできゅうりの栄養が出ていそう。汁は栄養成分だと思う。
⇒こすることできゅうりの細胞が壊れて中の栄養成分が出てくるという考えですね。非常によい考え方です。実は栄養成分ではなくその逆なのです。 |
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| ●回答と解説 |
あんまりやった人はいないと思いますが、きゅうりをこすると泡のようなものがでることがあります。果たしてこの泡の正体はなんなのでしょうか?
結論から言いますと『アク』です。漢字で書くと『灰汁』となります。
アクというのは聞いたことがあると思いますが、具体的に何なのか知っていますか?
今回はアクのことにも少し触れておきましょう。
アクは漢字からもわかるようにちょっと汚いというか、体によくないというような
印象があります。実はその通りでアクとは、野菜の苦みやえぐみの正体なのです。
アクは数種類にわけることができます。その数種類を説明したいと思います。
@硝酸(しょうさん)
これはホウレンソウ・春菊・サラダ菜・コマツナ・チンゲン菜などに多く含まれています。
この硝酸というのは植物の成長には欠かせないものですが、人間の体内に入ると血液中の
酸素を運べなくする物質や発ガン性の物質に変わることがわかっています。 少々の野菜を食べるだけでは、ほとんど影響はありませんが、乳幼児にホウレンソウを裏
ごしして与えたところ死亡する。という例も存在しています。 特にホウレンソウを電子レンジなどで温めたときなど多く存在しています。
なるべく汁を飲まないようにすることが大切です。
Aシュウ酸(しゅうさん)
ホウレンソウ・コマツナ・春菊などの青菜類やフキ・ワラビ・ウドなどの山菜類にも含ま
れています。ホウレンソウは硝酸よりもこちらの方が多いです。 この物質も有害で体内にはいると栄養の吸収を妨げて、結石の原因になることがあります。
Bアルカロイド系
これはフキ・アスパラガス・キュウリなどに含まれていてほろ苦さの原因となる物質です。驚くことに麻薬のアヘンやモルヒネと同じ成分です。
微量であれば細胞を活性化しますが、大量に摂取すると下痢や嘔吐を引き起こします。
しかし、キュウリやアスパラなどは微量なので安心してください。
Cタンニン
代表的なのは柿の渋みとなっている物質です。大豆などにも含まれていて発ガンの抑制に効く
といわれています。つまり、よい物質なのです。
以上が代表的なアクの成分ですが、ほとんどが有害です。 キュウリの場合は微量なので有害ではありませんが、アクはなるべく避けて摂取するようにしましょう!!
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| まとめると・・・。 |
・泡の正体は『アク』である。
・アクはほとんどが有害な物質である。 |