| なぜアメンボは沈まないの? |
| 【読者投稿】2003年3月25日 |
 |
| ●みんなの回答予想 |
【舞姫さん】
アメンボは軽いので水に浮けるのだと思う。
⇒その通りです!アメンボが軽いというのは水に沈まない大きな理由の一つとなっています。しかし他にもっと重要な要素があります。
【のりさん】
足が特殊な形をしているのだと思う。
⇒おしいです!特殊の形ではなく特殊な状態なのです。その特殊な状態というのが実は足から油が出ているのです。油と水にはどのような関係があったでしょうか?サラダのドレッシングを見ればその性質が一目瞭然ですね!
【セロリさん】
アメンボが浮いてるのを拡大した写真を見ると少し水は凹んでいるようですが?!
⇒その通りです!実は浮いているといっても足と水が接している部分を拡大してみると水は凹んでいます。水が凹んでいるとはどういうことでしょうか?水が力を出していると考えられないでしょうか?実はこれは水の表面張力という性質によるものなのです! |
|
| ●回答と解説 |
今ではあまり見なくなってしまいましたが、昔は田んぼによくいたようです。その生き物は『アメンボ』です。見事に細い足で水の上に浮いて暮らしています。しかしなぜアメンボは水の上に浮けるのでしょうか?
この疑問を解くキーワードは『表面張力』です。言葉だけはみなさん聞いたことがあるのではないでしょうか?表面張力について少し説明しましょう。
液体表面の下の方では、分子同士の引力は拮抗していますが、液体表面では分子の半分の面だけに内向きの引力が働いているために、液体表面は、あたかも膜のような動きを
しています。これが『表面張力』という液体特有の性質です。
身近な表面張力は、コップにあふれないギリギリまで水を入れるとコップのふちよりも高い位置に水があるのにあふれないことがありますよね?(盛り上がっている)これが表面張力によるものです。膜のように働くのでこぼれないのです。
簡単に表面張力を説明すれば、”水の表面には膜が張っている”ということです。
ここでアメンボの話に戻りますが、アメンボは10匹あわせても1グラム程度の重さなのです。このように非常に軽いアメンボでは表面張力を破る力が働かないのです。
また、アメンボの足は油分を含んでいるために水をはじきます。二重の効果でアメンボは水の上に浮いていられるというわけです。
余談ですが、アメンボが浮いてる水に石鹸水などを入れるとアメンボは沈んでしまいます。これは石鹸水に表面張力を弱めてしまう効果があるためです。
しかし、水も汚れますしアメンボもかわいそうなので、そのようなイタズラはやめましょう。 |
|
| まとめると・・・。 |
・表面張力が働いているために浮いていられる。
・アメンボの足に油分が含まれていて水をはじくため。
|