| タバコはなぜ害なのか? |
| 【管理人投稿】2001年8月25日 |
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| ●みんなの回答予想 |
【スズエモンさん】
煙が肺を痛めてしまうのでよくない。
⇒その通りです。たばこの煙は有害物質の塊なのです。そんな有害物質の塊が肺に入れば肺をいためるのは当然の結果ですね。
【インディアさん】
燃えているので人間が必要な酸素が減少してしまうために体によくない。
⇒なかなかするどい点に気づきましたね!確かに燃えているので普通に息を吸うより二酸化炭素を多く摂取しているものと思われます。もちろんこれも体によくないですが他にもたくさんの害があるんです。詳しくは下をご覧ください。 |
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| ●回答と解説 |
まず、『タバコ』のどこが悪いかといえば、『煙』です。
では、その『煙』の秘密から説明していきましょう。
『煙』には2種類あります。直接吸う、『主流煙』、着火部から出る『副流煙』の2種類です。

『主流煙』は酸性であるのに対して、『副流煙』は反対のアルカリ性で有害成分の量は主流煙より多く、目や鼻の粘膜を刺激します。
従って、吸っている人も害を受けますが、周りも害を受けます。吸っている人より受けるという場合もあるのです。
では、次に『煙の中身成分』をについて説明しましょう。
煙の中の化学物質はわかっているだけで、約4000種類以上あります!その中でも有毒な物質は200種類以上もあることがわかっています!
そこで、その有害物質の中でも強力な3つの物質を挙げましょう。
その3つの物質は『ニコチン』・『一酸化炭素』・『タール』です。この3つは『3大有害物質』と言われています。
まずは『ニコチン』の説明からしていきましょう。
たばこの煙の粒子相に含まれているニコチンは精神作用をもつ物質で、また「毒物及び劇物取締法」に明記されているほどの毒物でもあります。
ニコチンの作用は脳(中枢神経系)のほかに、胃の収縮カを低下させ、吐き気や嘔吐を起こしたりします。
また心臓・血管系には急性作用があり、血圧上昇、末梢血管の収縮、心収縮力の増加などがみられます。
体内に吸収されたニコチンは代謝され,コチニンなどになります。
ニコチンは有害物が入らないように設けられた脳の関門を容易に通り抜けることができ、脳内の報酬系(脳に快楽をもたらす部位)に作用することがわかっています。
このことがたばこ依存につながるものと考えられています。
ニコチンの毒性は青酸に匹敵するといわれていて、中毒量は1〜4mg、致死量は30〜60mgというわずかな量です。
1本のたばこには10〜20mgのニコチンが含有されており、個人差もありますが、喫煙一本あたり3〜4mgが吸収されると言われています。
急性ニコチン中毒のほとんどが、乳幼児のたばこの誤食により起こっています。乳幼児の場合、致死量は10〜20mgなので、1本のたばこを誤って食べてしまうと死亡する可能性があります。
次に、『一酸化炭素』だ。
たぱこの煙の気相に含まれている一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合するとカルポキシヘモグロビンという物質になります。
へモグロビンは身体のすみずみに酸素を運ぷ仕事をしていますが、一酸化炭素とヘモグロビンの結合は酸素の240倍と強力なため、一酸化炭素が体内に入るとヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させ、全身的な酸素欠乏を引き起してしまいます。
1本のたぱこの喫煙でカルポキシヘモグロビンはl〜2%増加するといわれています。その分、酸素欠乏を招いているわけなのです。
たぱこの煙の一酸化炭素により、虚血性心疾患、末梢動脈疾患、慢性呼吸器疾患、さらに妊娠時の胎兄への影響などが心配されています。
最後に『タール』。
喫煙時に生ずる夕一ルは有機物を熱分解した際に生まれるものですが、その中にはベンツピレンなどDNAを直接障害する数多くの発がん物質が含まれています。
夕一ルはとくに呼吸器系の疾患やがんと関係が深いと考えられています。
タバコの害に関してこんなことも言われているのです。
『タバコ』を1本吸うと、寿命が『5分30秒』も縮まる・・・。
何一つとして体にいいものはないのです。毒の固まりと言えます。 |
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| まとめると・・・。 |
・ニコチン・一酸化炭素・タールの三大有害物質が含まれている。 ・寿命も縮めてしまうほどの毒性の固まりである。 |