【ワトソンの誕生】
ワトソンはアメリカのシカゴに生まれました。子供の頃から勉強は得意な方で成績が優秀でした。あまりに成績優秀なために15歳でシカゴ大学に入ることができました。そして22歳の時には博士になっていたのです。
【遺伝の根本的な仕組みとは?】
いままでに遺伝についてはメンデルやモーガンが調査して仕組みが明らかになってきていました。そして遺伝は細胞の中にある鎖のようなDNAが原因とされていました。しかしこのDNAについてはよく解明されていませんでした。
ワトソンはたまに出席していた国際学会である科学者がDNAのX線写真を見せました。そしてその写真は原子や分子の並び方によって様々な模様がでていたのです。ワトソンはこの写真からDNAの形が決まるのではないか?と考えてイギリスの研究所に向かいました。そこで出会ったのが物理学者クリックでした。
クリックもワトソンと同じDNAの構造に興味を持ち始めて一緒に研究を始めたのでした。
そしてついにあるDNA構造の決まりを発見したのです。
その発見とは「DNAはデオキシリボースという糖とリン酸が交互につながっていて糖にはA・T・G・Cと表せられる4種類の分子のどれか1つがどびでている。そしてDNAの鎖は2本が平行に並んでいてATGCの分子は必ずAとT、GとCが互いに握手するような形になっている」ということだったのです。
そしてこの発見によって遺伝の仕組みがさらに深く解明されたのです。
その仕組みとは「2本の鎖は1本ずつに分裂する。そしてそれぞれは決まった相手を探すので前と全く同じDNAがまたできる」ということです。
【後継者も考えたワトソン】
ワトソンは発見後、この後も優れた後継者を出そうと直接後継者の指導をしたり、教科書をだしたりしました。一方、クリックはさらに研究を進めてDNAの暗号解読に乗り出し、次には人間の不思議である『夢』の研究に没頭しました。 |